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「あれー、なんか変な音がするー」と同居人が上階から呼ぶ。行ってみると、テレビからバチバチという危なっかしい放電音がして、画面上には火花のようなノイズが現れている。とうとう壊れたか。20年以上使ってきた骨董品のテレビなのだ。もちろんブラウン管。1年ほど前から徐々に調子が悪くなり、ダメモトで修理をしようと思っていたが、先月になってメーカーのソニーから「『ご使用中止』のお知らせとお願い
」が出て、完全に実用品としての息の根を止められてしまった。
テレビと書いたが、実はチューナーもスピーカーも内蔵していない「モニター」である。プロフィールプロ
という、1980年代後半におけるソニーの民生用テレビの最高峰であった。ブラウン管ディスプレイとしての性能はもちろん、それまで木目やプラスチッキーな外観だったテレビにスマートなデザインを与えた画期的な製品である。立方体を意識したデザインは、特に後ろ姿がセクシーだと評判だった。このモニターをいくつも積み上げたインスタレーションを見た記憶があるが、あれはナム・ジュン・パイクあたりの作品だったのだろうか。
発売開始とほぼ同時に購入し、独身寮→ひとり暮らし→結婚して社宅→東京の家→札幌の家、と四回の引っ越しを経てきた。モニターなので、ビデオをチューナーがわりにし、音声はオーディオセットをつないでいた。ビデオもオーディオも何代か入れ替わり、最後はケーブルテレビのセットトップボックスにつながって、プロフィールプロだけがここまで生き残ってきたのである。今でも衰えないデザインは惜しいが、メーカーから発火の可能性と言われれば、どのようにしても使い続けるわけにはいかない。ちょっとショックだったのは、間に合わせに食卓から持ってきた4:3サイズの15インチ液晶テレビが、21インチのプロフィールプロと遜色ない見え方だったことだ。劣化していたことを割り引いても、今の液晶テレビの精細度には感心する。
ところで、プロフィールはずっと profile だと思っていたが、実は profeel だったらしい。プロのフィーリング。こんなに高価でスタイリッシュな製品に、今の感覚ではあり得ないネーミングではある。
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あれ、僕のと背面が違うと思ったらPROだったのね。僕のはKV-20HF1というPRO無しでした。でもprofeelという文字には馴染めません。
KV-20HF1 って初代プロフィールですね。銀色のやつかな。KV ということは、モニターではなくチューナー内蔵ということですか。もうあのころの記憶はおぼろげですね。
流石目敏いですね typoでした KX-20HF1 高いチューナーとスピーカーも買いました。買った理由は数ヶ月後に物品税対象になるよと言う情報を入手したからです。
あ、やっぱり(笑) 当時 KV じゃなくて KX という型番が誇らしかった若気の至りです。チューナーは妙に高かったですよね。僕は買わずに、Hi8 ビデオデッキをチューナーがわりにしていました。
たしか8万円位しましたね。KXは垂直同期が甘くなり2度ほどサービスに持って行きました。2度目は最新機器に搭載してある自動同期回路を入れてくれました。そんなS社が好きだったのでβのF1というポータブルはとってあります。