最新

西野緑道から

「西野緑道から」は移転しました。
このサイトの更新は Aug 19, 2010 で停止しました。
今後の更新は新サイトで行います。
ブックマークなどは http://mayumiyu.jp/yu/diary/ に変更をお願いします。

過去の日記

Dec 01, 2004 (Wed)

回転寿司(なごやか亭)

さっぱりしたものが食べたくなったので、宮の沢のなごやか亭popupへ。月に数回は通っているだろうか。3時半ごろという中途半端な時間なので空いている。夕方から夜にかけては、平日でも1時間待ちは覚悟しなければならない。休日の夜は2時間半などと言われて断念したこともある。

以前にも書いたように、ここの寿司はB級である。ネタはでかくて旨いが、にぎりとしてのバランスは悪い。ただしB級の上。酢飯のおにぎりに刺身を乗せただけの安価なB級の下とはちがう。そういうものだと思って食べれば、安価でたいへんおいしい。こういう店が近所にあるのはありがたい。これは北海道の地の利かと言えば、流通網の発達した現在、そればかりでもないようだ。例えば、なごやか亭では九州産のネタも同じ価格で食べられる。要は、競争。良質の回転寿司が林立するのは、激戦区と言われる札幌や金沢、富山での現象なのだそうだ*1

ところで、なごやか亭では意外なものも旨い。厚焼き卵は焼きたてが供されるので旨いことは以前にも書いたが、ザンギ*2も注文を受けてから揚げるのでなかなかいける。薄味なので、わさび醤油が合う。穴きゅう巻きは少し驚いた。ヘタな店だとキュウリにツメをまぶしたようなのが出てくることがあるが、ここのは大ぶりな煮穴子の切り身がしっかり入っている。まさにB級の面目躍如という感じ。さすがに回っている麺類がいまいちなのはしかたがない。

Tags:

*1 ややデータは古いが、渡辺米英「回転寿司の経済学popup」に詳しい。

*2 北海道で言う鶏の唐揚げである。ザンギと鶏唐は本来異なるという説もあるが、ここで詳しく書くことはできない。


Dec 03, 2004 (Fri)

ファクトリーのクリスマスツリー

札幌ファクトリーpopupの大クリスマスツリーである。樹齢40年で高さが 16 m のトドマツなんだそうな。確かに近くに寄ってみると見上げるばかりにでかい。が、電飾が多すぎる。写真は昼間なのでわかりにくいが、点灯すると樹の形をした光の塊になる。貴重な天然木を使う意味がない。そうかといって、この場所でまばらな電球ではもの悲しい。天然木は大地に置いて見よ、ということか。

このツリーがすっぽり入って小さく見えるアトリウムは、屋内空間としてはかなりでかい。が、JR京都駅popupの想像を絶して巨大な内部空間を知っていると、へぇ、ぐらいなのだ。京都駅は、一棟の人工物の中に journey を持ち込んでしまった。物量大作戦ではあるけれども、建築自体として評価はしたい。しかし、あれを狭い京都に無理やり押っ立てた経緯がそれで帳消しになるわけではない。札幌駅ならよかったんではないのか。

Tags: 日常

ホワイトイルミネーション

この季節になると、札幌の駅前通と大通*1には電飾の花popupが咲く。去年に続いて雪が遅く、濡れたアスファルト路面に光が反射している。写真は駅前通。奥に見えるのは、京都駅に比べれば小さなJR札幌駅。軽い EX-M20popup で手持ちの 1/8 秒はややつらいかも。

元もとこういう人工的で過剰な装飾は好きではないのだが、雪景色になると素直にきれいだと思う。雪は白さで百難を隠す。そして、4月には泥の花が咲く。

Tags: 日常

*1 この大都市にして、一般名詞が固有名詞化しているところが北海道らしい。「時計台」なんて例もある。


Dec 04, 2004 (Sat)

骨董ルータ

なんとなく今ごろになって「日経バイト」の11月号を眺めていたら、NTT-TE(現 NTT-MEpopup)と BUGpopup の共同開発による MN128-SOHOpopup の記事があった。ルータを個人向けに普及させたエポックメイキングな製品として紹介されている。MN-128 SOHO は思い出深いルータである。初めて ISDN を自宅に引いたときに買ったのがこのルータだった。発売されるのを待ちわびて買ったから、リリースされた 1997 年のことだったと思う。

TA とルータを一体化したエンドユーザ向け製品は、その前年に発売された BUG の ROUTE101popup をもって嚆矢とする*1。が、話題を呼んだのは SOHO であった。LAN 側の仕様が TCP/IP に特化され、価格が6、7万円まで下がったためではないかと思う。TA 部分が the Net へのアクセスを担い、LAN 側はルータ部分が NAPTpopupDHCPpopup で複数の計算機の接続を可能とする。現在ブロードバンドルータなどと呼ばれる製品の原型である。

とはいえ、「フレッツなんとか」なんてサービスは噂もない、すべては従量制課金のころ、快適な接続とコストは常にトレードオフであった。SOHO の前面にある B1 接続の LED を横目でにらみながら、メールの送受信はもちろん、ウェブの閲覧や検索もなるべくまとめて一気やるように心がけていた。そのころは、本業の業界ではウェブの全文検索*2まで使って調べることはまだ一般的ではなく、どうしてそんなことまで知っているのかといぶかられたりもした。

そんな状態はあまり長くは続かなかった。OCN エコノミーがサービスインし*3、自宅がサービスエリアに入るのを待って導入したのだ。今から考えると信じられないが、たった 128 k の接続に毎月4万なにがしの料金を払っていた。それでも定額制課金でいつでも自由にウェブやメールが使えるようになり、仕事の効率は飛躍的に上がり*4、インターネットの仕事や生活におけるプレゼンスが変化した。バンド幅より常時接続であることが重要であるという考えは今も変わらない。

OCN エコノミー導入に際しては、実績のある YAMAHA RTA50ipopup にルータを変更し、SOHO は OCN ダウン時の迂回用兼 ISDN 経由の音声電話用となった。実はこの SOHO、今も同じ目的で使っており現役である*5。すでに7年以上、停電の時以外は通電したままである。壊れた時のために RTA50i を待機させているのだが、いちどもトラブルがない。初期にはファームウエアで転けたり、バックアップ電池の液漏れなど問題はあったが、ハードウエアとしての素性はよかったのかもしれない。

Tags: 計算機

*1 それ以前に Route One シリーズpopupという製品があったが、これは拠点間接続を意図した製品である。

*2 Google はまだ立ち上がっておらず、全文検索と言えば Goo であった。

*3 OCN エコノミーのサービスは、1996 年末に大垣と藤沢で開始され、徐々に全国に広まった。

*4 仕事の非効率(=遊びの効率)も飛躍的だったかもしれないが。

*5 以前「骨董品」として紹介した


Dec 05, 2004 (Sun)

ベーコン(その2)

29日の作業の続き。今日は塩抜きと脱水の準備である。豚バラ肉の塩漬けは都合6日間行ったわけだが、本来はもう少し短くてもよい。今回は、明日からしばらく不在になるので、冷蔵庫で脱水する時間が長くなりすぎるのを避けるために、塩漬けの時間を少し長めにした。

本式のベーコンは、もっと塩を大量に使って塩漬けを長時間行い、塩抜きの時間ももっと長くする。確かにその方がいい感じにできあがることも多いのだが、いつもやっている簡易法との差はその時々の誤差範囲のように思うし、簡易法でも十分旨いベーコンになる。なので、日常の食材としてはこれで十分ということにしている。

  1. 冷蔵庫から塩漬けにした豚バラ肉を取り出し、冷水で軽く洗う。そのままボールの冷水に漬け塩抜きをする。流水に漬けると書かれているレシピが多いが、時々水を替えてやればそれほどの違いはない。暑い時期は腐敗を防ぐために、そのまま冷蔵庫に入れたり、氷を加えたりする。(写真上)
  2. 約3時間塩抜きをしたら、網の上で水を切り、ペーパータオルで軽く水気を取る。脱水シートで包み、さらにラップフィルムで包む。脱水シートは「ピチットpopup」という商品名で売られているもの。スーパーなどで売られている家庭用popupではなく、プロ向けの食材店や東急ハンズpopupなどで手に入る業務用popupの方が使いやすい。(写真下)
  3. そのまま冷蔵庫で2、3日保管する。

このように、一回のステップでの手間はそれほどめんどうではない。が、今回のように外出が続いたり、仕事が忙しかったりすると、段取りを合わせるのに苦労する。カレンダーと冷蔵庫の在庫をにらみながらスケジュールを立てるのである。

Tags: レシピ

大雪

札幌の積雪データpopupを見ると、今日未明3時の 1 cm から今まで順調に増えて、午後11時現在 42 cm までになっている。これは札幌気象台のデータだが、西野あたりではこれの 1.5 倍近くは積もっているのではないか。気温が低くないので春先のような重たい雪だ。雪景色までなんだか重たいような気がする。

というわけで、また明日からしばらくお出かけ。今日出発だったりすると、新千歳空港がたいへんだった。この調子だと、明日はそれほどひどいことにはならなさそうだ。

Tags: 日常

Dec 06, 2004 (Mon)

雪かき

今日は朝から出かけるというのに雪かきである。気象庁のデータpopupによれば、札幌の積雪は今日の未明に最高の 43 cm を記録している。西野ではそれよりもかなり多い。暖かいので春のように湿った重い雪である。時間が気になって急ぐと腰によろしくない。とりあえず最低限だけ済ませて、迎えのタクシーを待つことにする。

Tags: 日常

札幌から博多へ

今年は秋から冬にかけて続けて旅行に出ている。春から夏が忙しくてこもりっきりだった反動のようだ。昨日は大雪で交通機関に障害が出ていた。新千歳空港発の便は夕方から夜にかけて軒並み欠航になっていた。除雪が追いつかなかったのだろう。今日は朝から平常通りだが、新千歳空港の出発ロビーは昨日の欠航便の客でごった返している。今日が出発日であったことは幸運である。いつもそうなのだ。9月にも台風の翌日の便に乗った。ラッキーなのはいいが、運を使い果たしてしまいそうである。

福岡空港popupは市街地の中にある。伊丹ほどではないが、街の中の公園に降りるような雰囲気だ。到着ロビーは天井が低く、地下鉄への乗り換え通路あたりは空港前というよりちょっと大きな鉄道駅という感じ。空港からの地下鉄は二駅で博多駅、天神へも10分あまりである。博多駅と天神の中間にある中州川端駅に近いエクセルホテル東急popupにチェックインし、夜はMちゃんと3人でひとくち餃子の店で夕食。Mちゃんの「あるじ」(Mちゃんがそう呼ぶ)と友人のJちゃんとは予定が合わなかった。残念だが、また博多まで来る理由ができたというもの。Mちゃんと話が弾んで、あまりしっかり食べられなかったことが悔やまれる。

Tags:

一口餃子(游心@博多)

ひとくち餃子というのは博多が発祥である。カリカリに両面を焼いたものが有名だが、しっとり系や水餃子みたいなのもあるという。Mちゃんが連れて行ってくれた游心popup(ゆうしん)は両面を焼いたカリカリ系。住吉神社裏のちょっとわかりにくいところにある。というか、前までいってもよくわからない。そういう構えの店だ。低臭ニンニクを使っているらしく、上品な餃子である。重そうな四角い鉄鍋で焼き、そのままテーブルに出してくれる。ワインの種類も多く、なかなかおしゃれ系な餃子屋である。焼き飯も旨い。

Tags:

博多エクセルホテル東急

地下鉄の中州川端駅から歩いて数分。中州の盛り場の中心部、那珂川沿いのホテルpopupである。周囲は中州そのものだが、ロビーに入ると雰囲気はシティホテルのそれにガラリと変わる。エクセルホテル系列には初めて泊まったが、無用に高級ではなく機能的で好感が持てる。ジムやバーのような付帯設備は無いがベルサービスはある。レストランも華美ではない。少し驚いたのは、このクラスのツインルームで、洗面を中心にバスとトイレが左右に振り分けられた別室になっているということ。さらに、バスルームが洋式ではなく、ユニットバスではない洗い場のある和式なのだ。ちょっと気に入ってしまった。

Tags:

Dec 07, 2004 (Tue)

博多から由布院へ

朝から「ゆふいんの森1号」で由布院へ。JR九州popupの看板列車である。以前乗った「3号」より新しい車両を使っているが、木造の床などはそれなりにくたびれてきている。しょせん鉄道車両なので「くたびれ」が「味」にはなっていない。JR九州は内装に皮革や木材を多用しているが、経年変化が気になる車両が出てきている。なかなか難しいところだ。3号に使われている旧車両はキンキラで時代を感じさせる豪華な内装だったが、1号は光り物を抑えてあり落ち着いた雰囲気である。

天気がいいので、由布院駅から「玉の湯」まで10分ばかりぶらぶら歩くことにする。それなりの数の観光客は歩いているが、やはりシーズンオフである。B-Speak のような有名店でも行列は無く、ゆったりした雰囲気だ。一部に呼び込みをする店や下品な装飾の店があるのは観光地の故、しかたがないか。玉の湯popupに荷物をあずけて「亀の井別荘」の食事処「湯の岳庵」へ。昼食に蕎麦御膳などを食す。

亀の井別荘の売店「鍵屋」を物色しつつ、玉の湯へ戻ると1時半ぐらい。柚子ねりとお茶をいただきながらチェックインを済ませて、とりあえず湯につかる。持参した本など読もうかと思うが、いつもより早起きだったせいか、あるいは寝心地のいいベッドのせいか、1時間ほど寝てしまった。盛りだくさんな夕食をいただき、談話室でコーヒーを飲み、また湯につかり、寝る。

Tags:

蕎麦御膳、山家弁当(湯の岳庵@由布院)

亀の井別荘popupの食事処である。亀の井別荘は、宿泊施設とパブリックスペースが厳然と門で隔てられている。湯の岳庵と売店の鍵屋、その二階の喫茶室「天井桟敷」がパブリックスペースとなる。亀の井別荘の料理は非常に薄味である。東日本の味付けに慣れると、ひとくち目は物足りないかもしれない。が、噛みしめるうち、それは素材の風味を引き立てる最低限の味付けであることを知る。

蕎麦御膳と山家弁当をいただく。以前、亀の井別荘に宿泊したときに、料理の旨さはもちろんであるが、締めに出された冷たい蕎麦がたいへん印象的であった。細めでしなやかな香り高い田舎蕎麦であった。聞けば自前の蕎麦畑で栽培したものだという。それで蕎麦御膳を注文したのだが、やって来たのは温かい地鶏蕎麦だった。旨い蕎麦は冷たくして食べるものと心得ているのでやや意外だったが、心配は無用であった。旨い地鶏の出汁に細めの蕎麦が負けていない。この蕎麦はどこへ出しても一級品であろう。

地鶏蕎麦に加えて、鱒の刺身、温泉卵、おひたし、ご飯、香の物、デザートに天井桟敷でも出されるリンゴのコンポート。同居人の注文した山家弁当は、先付(海老、卵、白和え)、鯉の洗い、煮物、胡麻豆腐、茶碗蒸し、味噌汁、ご飯、香の物、デザート。いずれもよい素材を手抜かりなく調理している。煮物や茶碗蒸しは、いかにも亀の井といった穏やかな味付けであった。地鶏蕎麦は単品でも注文できる。軽く済ませたいときにはおすすめである。

Tags:

玉の湯の夕食(玉の湯@由布院)

玉の湯popupの食事といえば、旨いのもさることながら、品目も量も多いので有名である。思い出しつつ、とりあえず書き出してみることにする。

Tags:
先付七品
刺身(カンパチ)
煮物
自然薯のすり落とし
おひたし
卯の花
柚子釜(吸い物)
山女塩焼
生ハム
豊後牛網焼
シャモ鍋
ご飯と香の物
冷たい蕎麦
デザート(カボスのシャーベットとあんみつ)

すべて、地の食材であり、旨い。亀の井とは対照的に、玉の湯の料理の味付けは比較的濃い。亀の井の味付けが素材を引き立てる裏方だとしたら、玉の湯のそれは素材を引き連れた主役であろうか。ひとくち目に感じる強さは意外なほどだ。が、噛みしめているうちに素材そのものの持つ風味が広がってくる。後に残るのは素材の余韻である。そういう意味では主役ではなく、個性的な脇役と言った方がいいかもしれない。

写真は柚子釜と豊後牛の網焼。柚子釜はくりぬいた柚子に吸い物を張り蒸し上げたもの。柚子が採れるこの季節だけの料理だそうだ。酔うほどの柚子の香りである。豊後牛には地鶏の網焼もおまけのように添えられ、ちょっと得をしたような気分。多くの料理に櫛形に切ったカボスが添えられ、味を引き締めている。鍋の野菜には水菜や春菊の代わりに大量のクレソンが使われている。どの料理も詳しく書きたいが、あまりに長くなってしまう。別にページを仕立てるしかなさそうだ。

これらのうち、山女塩焼、生ハム、蕎麦は、本来はお好みで追加される料理である。豊後牛網焼とシャモ鍋は5品から選択される主菜のうち2品。ふたりでそれぞれ選択したが、どう見てもそれぞれ二人前ずつはあった。全体の量は、4人前のレシピで作ってちょうどいいぐらいの二人の限界、といったところ。多いのだが、おいしいので全部食べきってしまった。普通なら、ある意味、苦行であろう。


Dec 08, 2004 (Wed)

玉の湯

玉の湯popupは、亀の井別荘、山荘無量塔(むらた)と合わせて由布院の「御三家」などと呼ばれている。歴史的経緯を考慮すれば、玉の湯と亀の井別荘で両巨頭とも言えよう。現在の由布院の繁栄とホスピタリティを作り上げた宿である。

人によっては、いわゆる「高級旅館」のイメージと異なることにとまどうかもしれない。上を下への大サービスではない。山海の珍味を集めた懐石料理でもない。豪華な調度や美術品を揃えているわけでもなく、本格的な日本庭園があるわけでもない。付かず離れずの接客、地のものを生かしたたっぷりの料理、どこか懐かしい離れの客室、無造作な雑木林のようでよく計算された庭。加えて、なめらかな湯のあふれる気持ちのよい温泉。陳腐な言葉ではあるが、癒しの宿とはこういうことであろう。

このコンセプトは御三家の他二軒の宿や由布院の多くの宿に共通しているという。細かく見ていくと、玉の湯と亀の井別荘ではその料理と同様にかなり対照的な部分がある(無量塔には未泊)。が、そこには同じ通奏低音が響く。写真は、離れのサンルームのような広縁と露天の外風呂。露天風呂はあまり開放的ではないが、木の間から由布岳が見える。広縁は季候のいいころにまた来たくなる。

Tags:

由布院から博多へ

玉の湯で泊まった離れの寝室は洋室であった。ベッドは妙に寝心地がいい。柔らかいわけでもないのに「もっちりした感触で包み込まれるような」とは同居人の言葉である。あれは羊毛布団なのだろうか。聞いてくるのを忘れた。朝風呂につかり、遅めの朝食をいただく。談話室に制服姿の女子高生が何人かいる。客に大きな声で挨拶をしている。就職のための面接か見学のようだ。こういう宿で鍛えられれば、どこに行っても通用するだろう。

のんびりした後、昼前にチェックアウトする。ウェブ予約のプレゼントとかで、自家製のジャムを2個いただく。他に柚子ねりを一瓶購入する。天気がいいので、ゆるゆる歩いて駅前のバスターミナルへ向かう。今回は初めて博多行きの高速バスを使ってみることにしたのだが、博多駅前まで約2時間半、あまり心地のよいものではなかった。座席は3列なのだが前後のピッチが普通の観光バスと同じでかなり狭い。帰りもJRを使うべきだった。

バスは最初に福岡空港に寄り、天神のバスターミナル、続いて博多駅前のバスターミナルとなる。福岡空港から博多駅前までは1時間弱もかかるので、急ぐなら空港から地下鉄に乗った方がよい。市街地のバスはよく揺れる。急がなくても空港で降りてしまった方がよかったかもしれない。

3時ごろ駅前に近いホテル日航福岡にチェックインし、博多ラーメンを目当てに街へ出る。同居人は博多へ来たらラーメンを食べないと気がすまないらしい。札幌でも博多ラーメンを食べるんだから相当なものだ。地下鉄の赤坂で降りて、歩いて「元祖長浜屋popup」へ向かう。少し迷うが、ほどなく見つけ出す。ラーメンを食べ、さらに替え玉をひとつ。

バスで天神へ戻り、デパ地下でMちゃんに教えてもらった菓子や夜食用のパンなどを買う。中州まで歩いて「チョコレートショップpopup」へ。1942 年創業のチョコレート屋。チョコレート自体はそれほど特徴的ではないが、東京の有名店に比べると良心的な価格である。地元の買い物客で混雑しているが、多くはチョコレートではなくケーキがお目当て。そちらもたいへん気になったが、旅先故、チョコレートをいくつか買ってがまんする。由布院からのバスで疲れ、さらに歩き回って疲れたので、ホテルに帰って休むことにする。

Tags:

ラーメン(元祖長浜屋@博多)

博多港の近く、長浜にあるpopup有名なラーメン店。港で働く人たちの食べ物として発達してきた。メニューはラーメンのみ。なので、店にはいると「何人?」と聞かれる。「ふたり」と答えると、数分も待たずにラーメンがどかっと目の前に置かれる。麺固めにしたいときは、店に入るなり店員と視線を合わせて「かた」などと主張すべし。油多めは「べた」。「べたかたぁ」などと言いながら店に入ってくる客が多い。

ラーメン自体は、それほど特徴の無いシンプルな豚骨ラーメンである。豚骨の臭みも意外なほど少ない。札幌にある「ばりきやpopup」あたりの方がクセが強いぐらいだ。麺の量はかなり多い方だが、胃が大きくなっているのでさっそく替え玉をする。同居人も迷った末に「替え玉ください。えーと...」「半分ぐらい?」「えーと...」「3分の2ぐらい?」「えー、はい、それで」「値段変わらないけどいい?」「はい」 お兄さん、強面だけどいい人だね。

Tags:

ホテル日航福岡

博多にはホテルが多いのでいろいろ試してみようと思うのだが、最終日は堅いところでホテル日航popupにしてしまった。普通にちゃんとしたシティホテルだが、装飾はきんきらきんでバブリーだし、駅から中途半端に離れているのでそれなりに歩くことになる。客室のデザインも、洋酒のミニボトルが並んだミニバーがあったりしてなんとなくひと昔前という感じ。もちろん、くたびれてはいないし、機能もサービスもまったく問題はない。でも、こうして夜寝るだけなら、おとといのエクセルホテルの方が気持ちいいかもしれない。ちなみに、某サイト経由で予約すると、日航もエクセルもチャージはほとんど同じだった。

Tags:
本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

ぜっぴ [元祖長浜屋。懐かしい。1皿50円の替え肉をつまみに1杯100円の焼酎で一杯やってからラーメンを食べて替える,という強..]

yu [常連さんはなんでもアリみたいな感じですねぇ。ちなみに、バイト君のまかないは、タレをかけた肉と山盛りのごはんのようでし..]


Dec 09, 2004 (Thu)

博多から札幌へ

しばし朝寝をして、昼前の便に乗るために福岡空港へ向かう。午後に新千歳を出発し、午前に福岡を発つ。なんとも非効率な日程である。札幌→福岡便は午後に集中し、福岡→札幌便は15時台の日航を除いて午前中に集中しているためだ。九州の人が北海道に来るにはいいが、北海道から九州の場合に由布院などでゆっくりしようとすると、必ず博多あたりで一泊する必要が生じる。なぜこんなスケジュールになっているのか知らないが、なんとも理不尽である。博多で食ったり買ったりするからいいのだが、日程がもったいない。

新千歳に着くと、さすがに寒い。千歳近辺の雪は少ない。札幌市内に入っても5日の大雪以降はほとんど降っていないようだ。JR琴似からタクシーに乗ると、街の眺めは九州とは別世界。二度目の冬を迎えて、最近は「帰ってきたなぁ」と心から思えるようになってきたようだ。家の暖房を15度まで落としていったので、設定を上げてそのまま外食に出る。1度上がるのに1時間ばかりかかるので、明日の朝まで家の中は少し寒い。

Tags:

Dec 10, 2004 (Fri)

ベーコン(その3)

5日の作業の続き。今日はいよいよ燻煙である。脱水シートを使用した脱水は2、3日でいいのだが、今回は旅行に行っていたので5日もたってしまった。やや脱水が進みすぎているようだが、まぁあまり気にしないことにする。あまりこだわっていては、作るのがめんどうになってしまう。日常の作業としてできないようでは、日常の食材とは言えないのだ。

  1. 冷蔵庫から取り出し、ラップフィルムと脱水シートを取り除く。
  2. 肉の表面にオリーブオイルを刷毛で薄く塗る。S字フックを取り付け、スモーカーにぶらさげる。
  3. スモークウッドを3〜4時間燃える程度(30 cm ぐらいのものなら半分)に切り、火をつけてスモーカーにセットする。スモーカーの底にはアルミ箔をひいておく。(写真上)
  4. スモークウッドが燃え尽きるまで燻煙する。概ね火が消えたら、肉を取り出し、網の上に置いて室温まで冷ます。2、3時間そのまま放置する。
  5. ラップフィルムで包んで冷蔵庫で保管する。すぐにでも食べられるが、4、5日置いた方がおいしい。(写真下)

以上で終わりである。燻煙にはスモークウッドを使う。チップを入れて下から加熱するのが本式だろうが、温度管理がめんどうだし、火にかけるため熱燻になってしまう。スモークウッドなら放っておいてもだいじょうぶだし*1、温度が上がらないので温燻になる。市販のベーコンと同じように、加熱して食する。あまり手でべたべた触らないようにすれば、2、3週間は持つ。

Tags: レシピ

*1 もちろん、火はついているから、管理は厳重に。


Dec 12, 2004 (Sun)

ハウス北海道シチューのCM

このCMpopup、シチューの宣伝になってるし、まぁ悪くないんだが、北海道生活に大きな誤解を生んでいる。去年は札幌に引っ越して初めての冬、昨シーズンの冬バージョンを見た知人から「やっぱりスノーモービルは使うのか」と聞かれた。今年バージョンは、雪でスタックした車を緒方直人がスコップで掘り起こしてるやつ。車の前や後ろじゃなくて、横っ腹を掘ってるのがなかなかリアルだったりする。いつもこんなことやってると思われちゃうんだぞ、きっと。そりゃうちの車は山に行ったりするからスコップ積んであるけどね。今まで使ったのはトマムの某ホテルの駐車場だけだ*1

Tags: 世間

*1 除雪するのはいいけど、客の車の前に氷の塊を置いていかないように。


Dec 14, 2004 (Tue)

亀の井別荘と玉の湯

亀の井別荘と玉の湯には同じ通奏低音が流れていると書いた。が、料理の味付けが対照的なように、こと細かく見ていくと意外なほど異なっている。各論になってしまうのだが、人それぞれ好みというものがあろうし、書いておけば参考になるかもしれない。

Tags:

■ 建物
亀の井別荘の門亀の井別荘は、食事処や売店などのパブリックスペースと宿泊する離れのある敷地は門で隔てられている(写真)。そのため、日中でも離れの周囲は静謐である。談話室や大浴場へ行くときも、宿泊者と宿の従業員以外には会わない(つまり、ほとんど人と会わない)ので、非常に落ち着いた雰囲気である。玉の湯では、大浴場や談話室へ行く泊まり客と売店などへの外来客がフロントのある建物の前ですれ違う。離れを結ぶ渡り廊下や談話室へは、泊まり客以外立ち入り禁止の札が掲げられているが、その表示がなければうっかり入ってしまいそうだ。いい意味で、にぎやかで明るい雰囲気である。離れの渡り廊下は、亀の井別荘も玉の湯もたいへんよく似ている。亀の井別荘の渡り廊下には曲がり角ごとになぜか象の置物がある。

■ 客室亀の井別荘の客室
いずれも泊まった部屋は限られるので、その範囲での話である。亀の井別荘の離れ(写真上)は和室二間が多く、水屋と勝手口が付属している。寝室の準備などは勝手口から入って済ませてくれるし、食事もそちらから持ち込むので、玄関からの出入りはない。客としてはたいへん落ち着ける。玉の湯の離れは和室と洋室各一間で、洋室にベッドを置いた部屋が多い。出入り口は玄関のみだが、ベッドなので寝室はノータッチである。客が出入りする玄関から食事が持ち込まれるのは、普通の旅館ではあたりまえだが、せっかくの離れなのにやや落ち着かない。
亀の井別荘の離れは、いかにも田舎の一軒家という雰囲気だ。古い箪笥や装飾品も置かれている。建具類もそういう雰囲気を盛り上げる古そうなもの。(それが演出であることはスムーズな動きでわかる) 玉の湯は部屋の中に入ってしまうと、言われなければ離れではなく大きな建物の一部とも見えてしまうかもしれない。和風ではあるがモダンでシンプル、調度や装飾品は少なく無駄のない機能的な部屋だ(写真下)。玉の湯の客室玉の湯のベッドはたいへん寝心地のいいということは先にも書いた。亀の井別荘の寝具は、寝心地が悪いわけではないが、至って普通の布団とマットレスである。高級旅館のふかふかの布団を期待すると裏切られる。余談だが、亀の井別荘にはフロントのある本館内にホテル式の洋室もある。機会があれば泊まってみたいと思っている。

■ 庭
どちらの宿も無造作なようで計算された庭である。亀の井別荘の庭は草が少なく、踏まれた土に木の根が見え隠れする。田舎風ではあるが、農家ではなく文士の家といったところ。各離れの庭は塀や生け垣で区切られているので、庭や縁側に出てもプライバシーは確保されている。玉の湯の庭は、草や雑木を生かしており、田舎風の味付けがより強い。談話室の前の庭などは農家の庭先をイメージさせるものがある。各離れの庭は区切られていないので開放感はあるが、人によっては視線が気になることがあるかもしれない。もちろん、障子を閉めてしまえば問題はない。客室と庭を総じて、亀の井別荘の方が離れの構造を生かしており、雰囲気も独特なものがあるように思う。

■ 談話室亀の井別荘の談話室
亀の井別荘の談話室はレンガ造りで天井が高く、こぢんまりとしている(写真上)。背の高い本棚が特徴的だ。渡り廊下に面する窓が小さく、外来客が近づかないので、非常に落ち着いた隠れ家のような雰囲気である。玉の湯の談話室は庭に向かって大きく開口部を取っており、そこからフロントや売店に行き交う人が見える。全体に明るく開放的な雰囲気だ(写真下)。内装や暖炉、調度品などは似ているのに、イメージは対照的である。どちらにもセルフサービスではあるがコーヒーが用意されている。

■ 接客
どちらの宿も、付かず離れず、あまり客の側へは立ち入ってこない控えめな接客である。その上で差があるとしたら、玉の湯の方がややフレンドリーか。亀の井別荘で廊下ですれ違うときには、小声で「いらっしゃいませ」とあいさつされることが多いが、玉の湯では意外なほど元気よく「こんにちは」と言われることがある。玉の湯では若い従業員も客との会話に話題をみつけるように教育されているようだ。こちらから話を続けると、とてもうれしそうに対応してくれるのが印象的である。亀の井別荘の方が伝統的な日本旅館の接客に近いと言えるだろう。玉の湯の談話室

■ 食事
亀の井別荘の食事は薄味である。味付けは素材の風味を楽しむための最低限であり裏方に徹している。出される量は平均的であろう。もちろん、普通に家で食べる夕食などに比べると多いのだが、名物である豊後牛の温泉蒸しなどは、もうちょっと食べたいというのが正直なところ。一方、玉の湯の食事はとにかく品数も一品の量も多い。味付けは亀の井別荘に比べると濃いが、もちろん後で喉が渇くような濃さではない。素材の風味を殺さないぎりぎりのところで料理人が主張している。どちらもいわゆる懐石料理ではないが、完成された田舎料理とでもいった趣である。玉の湯ではさかんにお代わりをすすめてくれる。田舎のもてなしというところか。そういう意味では亀の井別荘の方が高級旅館的な雰囲気といえるかもしれない。

■ 風呂
亀の井別荘の大浴場は非常に特徴的である。石造りの大きな円形の浴槽に天窓から日が差し込み、開放的な明るい雰囲気だ。シャワーは10台以上あるだろうか。かなり大きな浴場である。玉の湯では大浴場を「外風呂」と呼んでいる。亀の井別荘ほど大きくはない。四角い檜の浴槽にシャワーが5台ほどだが、規模としてはこちらが適正だろう。もちろん、どちらも清潔で、タオルの準備や洗面台の設備なども充実している。露天風呂はどちらも似たような雰囲気で、それほど開放感はない。部屋風呂も雰囲気、大きさ共によく似ている。部屋風呂の浴槽は、亀の井別荘が石、玉の湯が檜であった。

■ 食事処
この項はおまけ。外来でも使える食事処の雰囲気を比較する。亀の井別荘の「湯の岳庵」は離れとは対照的ににぎやかな雰囲気だ。大部屋にテーブル席と小上がりがゆったりと配置され、客の話し声が BGM となって響いている。たとえるなら、田舎に昔からある蕎麦屋といった感じ(確か木曽谷のどこかにこんな蕎麦屋があった)。玉の湯の「葡萄屋」は逆に静かで背筋が延びる雰囲気だ。客席の規模もやや小さい。葡萄屋のテーブル席の椅子は妙に座り心地がいい。接客にはそれほどの差は感じられなかった。料理の味付けは食事の項で書いたとおりである。ボリュームは、宿泊時の食事とは逆に湯の岳庵の方が多い。

「亀の井別荘は枯れた男性的な宿、玉の湯は芳醇な女性的な宿」などとよく言わる。なかなかうまい表現だが、そういう単純なイメージではとらえられない部分もあるように思う。こうして各論で書き出してしまうと「亀の井別荘の離れで玉の湯の食事を出せ」などと言ってしまいそうだが、それぞれがそれぞれの中でバランスしているのだから、要素を抜き出して比較するのはあまり得策ではなかったかもしれない。もし最初に泊まるのをどちらにするか迷っているなら、どれかひとつ気になる要素を選んで、そちらにするというのも手ではあろうと思う*1

*1 というわけです。よろしければご参考に。> 誰となく

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

ひろぽん [おお、温泉ライターのニューフェイス登場!]


Dec 16, 2004 (Thu)

年寄りは知っている

未明から重たい雪が降り続き、朝にはそれなりの積雪になった。重たい雪はため込むと除雪がしんどい。今日は降り止みそうにないと読んで、午前中に雪の降る中で除雪した。やれやれと思っていたら、午後になって雪はやんで日が差してきた。と、ご近所のお年寄りが一斉に雪かきを開始。うぅむ、まだ修行が足りない。

Tags: 日常

タイトル画像変更

ここのところ暖かく、重たい雪がぐしゃぐしゃに融けた状態。いつまでも紅葉の写真でもないので、雪景色をタイトルにしようと思うのだが、春先のようであまり美しくない。で、街路樹のナナカマドをアップにしてみた。いまいちかな。

Tags: 日常

鶏肉の燻製(その1)

11月29日から12月10日まで連載したベーコンと同じように、鶏肉の燻製も切らさないように作り続けている。朝食の定番品だ。同じくお手軽な作り方だがレシピを書いておくことにする。ベーコンよりはやや手がかかる。

  1. 材料:鶏もも肉(3枚)、塩、砂糖、醤油、タマネギ(中 1/4 個)、ニンニク(ひとかけ)、鷹の爪(3本)、乾燥ハーブ、密閉できるビニール袋(ジップロックなど)。
  2. ピックル液(肉を漬け込む液)を作る。食塩 50 g と砂糖小さじ1杯を水 200 cc で煮溶かし、香り付けに醤油少々を加え、冷ます。タマネギの薄切り、すりおろしたニンニク、鷹の爪、乾燥ハーブ(ローリエ、バジル、オレガノ、パセリなど)を加える。
  3. 鶏肉とピックル液を袋に入れ、なるべく空気を抜いて密閉する。(写真)
  4. 冷蔵庫で4、5日保管する。

鶏肉をピックル液に漬ける前に、いったん塩漬けと塩抜きをするとよりおいしくなるが、なかなかめんどうなのであまりやらない。ピックル液にはタマネギ以外の野菜やワイン、ブランデーなどを加えると風味が変わる。ベーコンのときと同じように、作業する手や道具はよく洗って清潔にしておくこと。

Tags: レシピ
本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

kusa [いやいや秋の写真よりはグッと良いと思います。]


Dec 17, 2004 (Fri)

停電

大雪にはならなかったが、暴風が吹き荒れ、午前2時ごろから停電した。サーバの電源を落として待ったがなかなか復帰しない。しばらくして通電したが、今度はついたり消えたりで心臓に悪い。そのたびに電話の子機がピーピー鳴ったり、灯油ボイラーがなぜかしゃべったりするのでうるさくてかなわない。とりあえず全部の電源を落とし、サーバ停止の告知を某 ML にして寝てしまうことにする。3時半ごろからしばらく安定していたが、午前6時ごろにまた一時停電。ニュースpopupによると、西野で 397 戸が停電したとのこと。西野だけで1万戸以上あるのだから*1、かなりのピンポイントで当たってしまったようだ。おかげでひどい寝不足だ。

*1 資料popupによると、西野の全条丁目の世帯数は 17075 世帯(2004 年 10 月)だそうな。思ったより多い。


Dec 21, 2004 (Tue)

鶏肉の燻製(その2)

16日の作業の続き。塩抜きと加熱を行う。塩抜きはベーコンのときと同様。加熱は、鶏肉に火が通るものの変質して固くならない 70 度程度の温度を目標に行う。衛生面からは 74 度で 15 秒以上加熱、あるいは 65 度で数十分加熱することが求められている。鶏肉の燻製では、この加熱操作がいちばんめんどうなところ。

  1. ピックル液に漬けていた鶏肉を取り出し、冷水で洗う。そのままボールの冷水に漬け塩抜きをする。時々水を替えて約2時間ほど。暑い時期は腐敗を防ぐために、そのまま冷蔵庫に入れたり、氷を加えたりする。
  2. 大きめの鍋に温度計を設置し、湯を沸かす。湯温が 70 度ぐらいになったら、塩抜きの終わった鶏肉を投入し、火加減を調節して 70 度前後の温度を維持する。(写真上)
  3. 10 分ぐらい経過すると、同じ火加減では湯温が徐々に上昇するようになる。これは鶏肉が芯まで同じ温度になったためである。そのままさらに 15 分程度加熱する。温度が 80 度近くになると肉が変質して固くなるので、温度が上がりすぎないように注意する。
  4. 加熱の終わった鶏肉を網に取り出し、室温まで冷ます。(写真下)
  5. 脱水シートで鶏肉を包み、さらにラップフィルムで包む。ベーコンのときと同様に、プロ向けの食材店や東急ハンズなどで手に入る業務用popupの「ピチットpopup」が使いやすい。
  6. そのまま冷蔵庫で2、3日保管する。
Tags: レシピ

Dec 22, 2004 (Wed)

沖縄食材

大通近くの銀行へ行くついでに、地下街popupにある「わしたショップpopup」へ行く。沖縄の産品を売る店である。那覇市内にも土産品店としていくつか店を構えている。以前からここにあることは知っていたが、あまり大通の地下街に行く機会もなく、ちゃんと入ってみたことがなかった。先月、沖縄料理にはまってしまったこともあって、あらためてのぞいてみることにした。

沖縄からは遠い札幌なのであまり期待していなかったのだが、なかなかどうして、充実しているではないか。ちんすこうもおすすめの新垣ちんすこう本舗popupのものがあるし、サーターアンダーギーも安室養鶏場popupのがある。シークァーサージュースも当然あるし、なんとブルーシールpopupのアイスクリームまであるのには驚いた。今日は寒かったので、さすがにその場で食べる気はしなかった。

書籍や CD も並んでいるし、泡盛もそれなり。ゴーヤーを始めとした野菜まである。日航の直行便でやってくるのだろうか。さすがにコープのポークは無かったが。なかなか使えそうな店だ。今日のところは、サーターアンダーギーとチューリップpopupのポークを買って帰ることにする。

Tags:

Yちゃん、お泊まり

夕方、札幌駅の本屋でYちゃんと待ち合わせる。明日は仕事が休みなので、うちに泊まりに来る予定。夕食をどうするか迷ったが、最近トンカツを食べてないという意見がそろって、3人で大丸popupの上にあるとんかつの「たづむら」へ。それなりの価格で、それなりの味のトンカツを出す。安直な選択ではあった。夜は結局午前3時ごろまで、マジメな話やそうでもないことをおしゃべり。

Tags: 日常
本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

かず [お久しぶりです。Yちゃんて、Yちゃんですか?? 旅行行きまくりですね。私達も年明けそちらに伺います 9.10と犬ぞり..]

yu [Yちゃんはご存じのYちゃんですわ。 年明け、どうしますかねぇ。かずさん、メールは使えへんのん? よければうちに電話く..]

かず [あれ?ツッコミにアドレス書き込みましたけど?さっきYちゃんから電話があってyuさん忙しそうて言ってから?? Yちゃん..]

yu [あれれ、アドレスこちらでも表示されないですねぇ。よければ E-mail 欄にもう一回書いてツッコミしてみてもらえます..]


Dec 23, 2004 (Thu)

「クルーズ」閉店?

朝からけっこうな降りでかなりの積雪になっている。朝寝をしたので、朝食は昼前になった。Yちゃんが朝食に使った自家製ベーコンを気に入ってくれたので、ひとかたまり持って帰ってもらうことにする。夕方5時ごろからスープカレーを食べようと、山の手の「クルーズ」へ向かうが閉まっている。定休日ではないはずだし、表に何の表示もでていない。除雪もしておらず、廃業したようにも見える。そうだとしたら、チキンが旨い店だったのでちょっと惜しい。

隣の店で聞いてみようかとも思ったが、雪も激しいのでとりあえず次善の策で琴似の「らっきょpopup」へ向かう。休日だが時間が早かったのですんなり座れた。牡蠣入りのカレーなどを食べた後、Yちゃんを苗穂の自宅まで送り届ける。かなりの降りだが、昨日よりもかなり気温が高く、道路はシャーベット状である。今シーズンはスタッドレスタイヤを新しくしたのでたいへん快適になった。

(追記 (12/24):いろいろ調べてみると、やはりクルーズは閉店したもよう。鶏料理屋が母体とかいうことでチキンが旨かったし、スープも悪くなかっただけに非常に残念である。琴似近辺には新店がいくつか開業しているので、試してみようかと思う。)

Tags: 日常

スープカレー(らっきょ)

らっきょpopup」でスープカレーを食べるのは6月以来。西野からは近いのに意外と間が空いてしまった。琴似は旅行や出張でJRに乗るときに通過するぐらいだから、まぁしかたがない。冬季限定の「牡蠣とマイタケのカレー」を3番で食する。Yちゃんは同じものの1番、同居人はチキンの2番。

牡蠣もマイタケも好物なので期待していたが、このスープの味は期待以上。牡蠣とマイタケの味がしっかりとけ込んで、スパイスとうまく調和している。スパイスとブイヨンで食べさせる王道ではないが、久々の絶品スープカレーであった。マイタケは大きな塊がふたつ、牡蠣は中ぐらいのものが6、7個は入っている。加えて、らっきょスタンダードの揚げたジャガイモ、ニンジン、インゲン。あいかわらずボリュームはすごい。具材の味で食べる感じなので、辛さは弱めの方が合っているかもしれない。

Tags:

Dec 24, 2004 (Fri)

そーめんちゃんぷるー

沖縄食である。が、伝統的な琉球料理ではなく、B級料理。でも、なんか旨いんだな、これが。

  1. 材料(ふたり分):そうめん(300 g ぐらい)、ツナ缶(小2缶)、タマネギ(大 1/2 個)、ピーマン(2個)、サラダ油、薄口醤油。
  2. ツナ缶は漬け油とツナに分けておく。タマネギとピーマンは薄切りにする。そうめんをゆでる湯を沸かす。
  3. 少量のサラダ油でタマネギを炒め、しんなりしたらツナを入れて炒める。最後にピーマンを入れて軽く炒める。
  4. 湯にツナ缶の油を入れ、そうめんをゆでる。ゆで時間は、指定されている時間の半分弱で。細いそうめんなら、乾麺の固さがなくなったぐらい(1分以下)でいい。
  5. そうめんをざるに取り、そのままタマネギとツナの炒め鍋へ投入し、よく混ぜながら炒める。
  6. ツナの塩味がそうめんに回ったら、味見をして適量の薄口醤油を鍋肌から回し入れ、よく混ぜる。
  7. 皿に盛り、島とうがらしをかけつつ食べる。

沖縄語では e が i に変化するので、「そーみんちゃんぷるー」とも。ポイントは、そうめんをゆでるときに油を入れておくこと。湯だけでゆでたそうめんでは、ダンゴになってしまう。味付けはなるべく薄く、ツナの塩味だけでも十分なぐらい。醤油は香り付けなので、塩で補ってもかまわない。

もっといろんな具を入れたり、ニンニクやカツオだしで味を付けたりするレシピもあるが、これぐらいシンプルな方が現地風ではないかと思う。具はポークでもいいが、ツナの方が味がよく回る。サバ缶では魚臭さが強すぎた。

島とうがらし(とうがらしを泡盛に漬け込んだもの)をかけると、炒めたそうめんが沖縄食に変身する。沖縄では食卓に常に島とうがらしが置かれていて、何にでもかけて食べる。ただし、泡盛は濃厚なエタノール水溶液なので、アルコールアレルギーな者にはかなりつらい。ノンアルコールな島とうがらしってないものだろうか。

実はこのレシピ、まだ未完成である。そうめんをゆでた後、水洗いして表面のぬめりを取り、その後で油とからめた方が炒めるときにダンゴになりにくく、食感がいいのではないかと思う。なかなかめんどうくさいのでまだ試していない。ゆでる鍋に油が付かないので洗い物は楽かもしれないが。

Tags: レシピ

Dec 26, 2004 (Sun)

鶏肉の燻製(その3)

21日の作業の続き。燻煙をおこなう。基本的にベーコンの燻煙と変わるところはない。

  1. 脱水シートを取り除いた肉の表面にオリーブオイルを刷毛で薄く塗る。S字フックを取り付け、スモーカーにぶらさげる。
  2. スモークウッドを3〜4時間燃える程度(30 cm ぐらいのものなら半分)に切り、火をつけてスモーカーにセットする。(写真上)スモーカーの底にはアルミ箔をひいておく。
  3. スモークウッドが燃え尽きるまで燻煙する。(スモーカーの写真は10日のベーコンの記事を参照) 概ね火が消えたら、肉を取り出し、網の上に置いて室温まで冷ます。2、3時間そのまま放置する。(写真下)
  4. ラップフィルムで包んで冷蔵庫で保管する。

これで完成である。燻煙前に加熱処理しているので、薄切りにしてそのまま食べればよい。挽きたての黒コショウなどが合う。燻煙直後は煙臭いので、4、5日置いてからが食べ頃である。10日もすると味が熟れてくる。このころの味を考えると、塩分はやや強めにしておいた方が旨い。その後も味は徐々に変化するが、1か月後でもおいしく食べられる。どの時期の味を旨いと思うか、どの時期に合わせて下味を付けるか、お好みでどうぞ。

Tags: レシピ

Dec 27, 2004 (Mon)

スープカレー(一灯庵・西武店)

街に出たついでに、一灯庵popup西武デパートpopupにある支店に行く。初めてである。イエローpopupに行こうかと思ったが、今日は足下が悪いし歩いて行って休みだとショックなので近場ですませることにした。西武の一灯庵は以前はカウンターのみの落ち着かない雰囲気だったが、最近リニューアルして囲いができたしテーブル席もできた。物産展の出店っぽいチープさはあるが、まぁ西武の地下自体がそういう雰囲気なのでしかたがない。

スタンダードポークとクラシックチキンをいただく。「スタンダード」「クラシック」というのはスープの違い。スタンダードはトマトの酸味がよく効いた濃厚系、クラシックは透明度の高いさらりとしたあっさり系のスープである。他に「オリジナル」「2002 年」なんてのもあるが、なんだかよくわからない。一応説明はあるのだが、言葉の基準が分からないのでなんとも。いろんなスープを開発したが、それぞれにファンが付いているのでいくつも出しているといったところのようだ。

辛さは一律で、客が卓上にあるスパイスで調節するようになっている。カウンターのみのときは段階があったようだが、現在は本店と同じシステムである。透明なクラシックには緑色のピッキーヌのペーストを、濃厚なスタンダードには赤いペースト(ハバネロか?)を入れるように指示がある。どちらのスープもそのままでは普通の店のいちばん辛くないレベル程度である。スタンダードには、赤いペーストを大豆2個分ぐらい入れると、いつもの辛さ(イエローpopupクードゥーpopupの3番)程度になった。

スタンダードポークには大きな豚バラ肉の煮込み1個と、マイタケ、ニンジン、ナス、加えてゆでた水菜らしき青味が乗せられている。ナスの皮には細かく切り込みが入れられており、軟らかく煮込まれた肉とともに全部スプーンで食べられる。具はいずれも存在感があり、おいしい。スープはかなりトマトの酸味が効いており、色もかなり赤い。辛さを加えない状態では、やや酸味と塩味が強すぎる感じがする。それなりに辛くしてちょうどよいスープであろう。

クラシックチキンには、骨を取ったチキンに、かなり「庶民的」な野菜(モヤシ、白菜、プチトマト、インゲンなど)が大量に加えられている。野菜はいずれも味が濃く、スープに負けていない。チキンはそれなりに歯ごたえを残してあり、なかなかおいしい。スープはあっさりしていて、辛さを加えなくてもそれなりだが、食べているとだんだん野菜の甘味が出てくるようだ。「食べている間にこれほど味の変わるスープは初めて」と同居人は言う。甘さが出てくると、ピッキーヌを加えてかなり辛くした方がこのスープには合っているように思う。

クラシックのスープは「マジックスパイスpopup」のスープに似ているという記述をウェブ上で見かけたことがある。なるほど、「マジスパは辛くしないとおいしくないので辛くできない人には勧められない」という評価は、一灯庵のクラシックにも当てはまるかもしれない。

なかなかおいしかったので、駅前からイエローまで行くのがおっくうなときにはいいかもしれないが、唯一の不満はボリュームである。スープカレー自体の量も少なめだが、ライスの量がかなり少ない。イエローpopupらっきょpopupの半分もないのではなかろうか。スタンダードは酸味が効いていてライスが進むので、本当にこれの倍ぐらいほしくなった。東京あたりの基準から見れば一灯庵が少ないのではなく他が多いのだが、ここは札幌なんだからせめてライス大盛りのオプションはほしい。

Tags:

Dec 28, 2004 (Tue)

カレンダー

「カレンダー、好きなんですか?」と聞かれることがある。確かに、家中どこにいても見回せばカレンダーと時計は必ず目に入る。別にそんな時間や日にちに追われる生活をしているわけではない。いや、かえって人様よりはぐうたらな生活ではないかと思う。それでも12月になると、気に入ったカレンダーを買い集めるのが習慣になっている。広告入りをもらうこともあるが、使うことはない*1。身近で目に入るものぐらい納得したいのだ。カレンダーが好きというよりも、そういうことである。

まずどうしても外せないのがイノベーターの大きなウォールカレンダーpopupである*2。ただただ数字が並んだシンプルなもの。実はこのカレンダー、物心付いたときには京都の生家の居間にかかっていた。もう何十年も前のこと、こんなデザインのカレンダーは他には無く、来客の目を引いていたものだ。当然輸入品で、日本の休日には対応していなかったように記憶している。京都のある輸入家具店に頼んで買っていた。その後国産化され、似たデザインの後追い品が続出しているのは周知の通り*3。以前は Arialpopup 系の書体が独特の空気を作っていたが、2004 年版からはありがちな Futura boldpopup に変更され、慣れ親しんだ雰囲気とは少し変わってしまった。それでも、大量に出回っている類似品に比べれば洗練されていることは確かだろう。

最近4、5年欠かさず買っているのが、岩合光昭popupの「日本の犬popup」と「日本の猫popup」。元もと写真入りのカレンダーは好きではないのだが、これらは毎日ながめる写真集のようなものだ。居間にかけるとごちゃごちゃするので、寝室に置いている。岩合さんは野生動物の写真で有名だが、身近にいる犬猫の写真の方が好きだ。飼われている連中が、単なるペットではなく生きて主張している瞬間をとらえている。他の写真家の作品とは一見して明らかに違う。最近では、これに加えて「動物の母子popup」が洗面所に、「週めくり猫popup」がテレビの上に置かれるようになった。要は、岩合ファンなだけである。

仕事用には数年前からカード型で2か月分表示できる卓上型popupを使っている。カード型なのがミソで、並べて先のスケジュールを考えられるし、スタンドから取り出せば書き込みもしやすい。このスタイルは昔の勤務先で支給されていた卓上カレンダーに発する。スタンドは毎年共通なので、ふたつ並べて4か月分を一度に表示している。どうせ計算機はつけっぱなしなのでスケジュールソフトを使おうとしたこともあったが、数少ない締切や来客の予定を書くぐらいならやっぱり紙の方が融通が効いていいという結論に至った。いい加減で大まかな方がいいこともあるのだ。

Tags: 道具

*1 唯一の例外は、道新popupの販売店からもらう野生動物のもの。広告入りだが本体は書店で売られているものである。

*2 なぜか日本のイノベーターのサイトpopupには出ていない。

*3 というよりも、シンプルなカレンダーのスタンダードになっている。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

ひろぽん [カレンダー。ここんとこずっと「カレンダーつくって!」というフリーウェアで自分のデジカメ写真入れて毎月印刷してましたが..]

匿名 [一瞬「自分の写真入のカレンダー」に見えて引きました]


Dec 29, 2004 (Wed)

「リンクフリー」?

昨日の記事で岩合光昭さんの写真のことについて書いたが、岩合さんの公式サイトへの直接のリンクは書いていない。この公式サイトはオリンパスpopupが運営しているのだが「個人のサイト内にリンクを張ることはお断りしている」のだそうな。 「Digital Iwago はリンクフリーではありません」という。

岩合光昭popup」や「Digital Iwagopopup」でググpopupれば簡単に出てくるので*1不便はないのだが*2、おかしな話である。だいたい「リンクフリー」ってなんなのだろう。Link free ってリンクが無いこと?リンクの無いサイトって何?リンクの無いサイトじゃないから普通のサイト? ...なんてイヤミは言わないが、往来に並べておいて「見るな」とかいう理不尽な人が多くて困るのである。

*1 Googlepopup からのリンクはいいんだろうな、きっと。

*2 なんとも便利な世の中ではある。


Dec 30, 2004 (Thu)

年賀状

盆や正月のような伝統的な習慣からは縁遠い生活をしているが、年賀状だけは出す。年賀状なんて出さなくてもいいつきあいが大事、とか言って出さなくなった時期もあったが、年賀状だけの縁から交際が復活したりする経験を何度か得て、考え方がやや変わった。数度の転職や転居によるものか、年齢によるものか。

などということを偉そうに某所に書いたにもかかわらず、やっと今日になって書き上げた。同居人ともども、年越しの仕事が入ってしまったのでしかたがない。自分で書き上げたという表現は正確ではない。裏は画像ソフト*1で簡単に加工し、表書きは専用ソフト*2に住所録が入っているのでチェックのみ。後はプリンタ*3が仕上げてくれる。この年賀状、ML などネットワーク中心のおつき合いの方にはあまり出していない。メールアドレスはともかくリアルアドレスのわからない人が多いにしても、無礼はこの場でお詫びするしかない。

Tags: 日常

札幌の天気

で、その年賀状を午後11時を過ぎてから投函しに出かけた。玄関前にある温度計は零下7度を指している。札幌気象台のデータでは4度そこそこなので、やはり西野は寒い。片道ほんの2、3分なのだが、シャツに薄目のダウンジャケットではこれぐらいの距離が限界だ。今年新調したダンロップのゴム長はブラックアイスバーンでもほとんど滑らない。やっぱりそれなりの製品は必要ということか。

見上げると晴れて星が出ている。と、戻ってくるころには雪がちらつきだした。季節にかかわらず、札幌の天気は変わりやすい。少なくとも、西野はほとんど山の天気だ。京都なみに、一日のうちに晴れ、曇り、雨や雪が繰り返すこともある。シンプルな天気の東京から引っ越してくると、最初はかなりとまどうことになる。一応日本海側なので、冬は曇天の毎日を覚悟していたが、思っていたよりも日差しが多い。天気予報には毎日のように雪のマークが出ているので「毎日雪でたいへんですね」と言われるが、意外と晴れていることも多いのである。

Tags: 日常
本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

かず [今珍しく 大阪にも雪がふっています。かなり寒いです。 うちから ダサい年賀状行きますが、私の作ではありませんので・・..]


Dec 31, 2004 (Fri)

牡蠣せいろ(やま賀)

買い物に出るついでに、「やま賀popup」で蕎麦を食べることにする。暮れも正月も変わらぬ日常故、年越し蕎麦というわけでもない。蕎麦ならいつでも食べたいのだ。午後2時半ごろ入ると、前に5人ほど待っている。従業員が「おふたり様ですか」と聞き、その足でのれんを下ろしに行く。なんと、うちで蕎麦がおしまいになり閉店するとのこと。さすがに大晦日である。何ともラッキーであった。が、当たるはずだった3億円はこれで遠のくことになる。

冬限定の「牡蠣せいろ」をいただく。熱い出汁の中に、かなり大ぶりな牡蠣が4個、さらに白髪葱と柚子が添えられている。やま賀の「鴨せいろ」は出汁が濃厚で、繊細な更級と合わないということを以前書いた。牡蠣せいろの出汁は脂分が無いし、牡蠣の味もあまり出ていないので、蕎麦にはよく合っている。厚岸産という牡蠣は火の通し加減がちょうどよく、濃厚な味わいである。総じて、蕎麦、出汁、牡蠣のバランスがよく、鴨せいろよりも完成度は高い。やや値は張るが、この季節にはおすすめであろう。

Tags:


最新


Tags
レシピ | 世間 | 写真 | 外遊び | | 日常 | 計算機 | 身辺 | 道具 | | 全部
最近のタイトル

2004年
12月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31


Google

this site WWW



リンク
outside the site
inside the site


copyright (c) 2004-2010
by , all rights reserved
Generated by tDiary ver. 2.3.1
Powered by Ruby ver. 1.8.7-p160